素材やディティールなどこだわったものづくりが魅力のTSUHARU。
そんなTSUHARUのアイテムができあがるまでの物語をお届けします。
今回ご紹介するのは『総刺繍タイル柄羽織ワンピース』。
実際に制作を担当したデザイナーに、できあがるまでのはなしを聞きました。
「TSUHARU物語」
#001 総刺繍ワンピースのはなし
TSUHARUの2020年秋のテーマは「ことばの食卓」。
食卓にちなんで、ぶどう酒のような色合いのアイテムや果物や実をモチーフにした生地を作りました。
その中で今回は総刺繍ワンピースを紹介します。
このワンピースはテーマに沿って、ぶどうや木の実の柄を総刺繍にしました。
まずはイメージを膨らませ、鉛筆でラフ画を描きます。
異国のタイルのようなイメージで2つの柄を組み合わせる事に。
パソコンにラフ画を取り込み、illustratorで柄をなぞります。
タイルっぽく見えるようにバランスを調整していきます。
素材は羽織りとしても着られるよう、やや厚めの麻をセレクト。
色は着やすいベーシックな3色にしました。
釦は刺繍柄の邪魔にならない、共布のくるみ釦に。
素材と刺繍の柄が決まったら、工場で刺繍を施していきます。
刺繍のさし方、針数などを試作して決めていきます。
ワンピースの形も何回も試作を作り、形を決めていきます。
色々な着こなしが楽しめるワンピースに仕上がりました。
1枚で秋を感じられるアイテムをぜひ。
ワンピースとして1枚で着たシンプルなスタイル。
ダークブラウンの小物を合わせて引き締め&季節感を出して。
シックなカラーには刺繍がよく映えます。
さっと羽織ってコート風に。
インにはブラウス+スカート、ワンピースでも◎
今の季節、軽めのアウターとしても活躍しそうです。